お金を稼いだら…そうだサービスを体験しにいこう、と思った話
今日、これまで全然接点のなかったハイブランドに感激してハマりそうになる体験をして、「これがジャーニーマップかぁぁぁぁ!サービスとの接点ってやつかぁぁぁ!」って思ったので書き留めておくことにする。
何が起こったか
ふらっと、百貨店で立ち寄ったジバンシィのブースで、BAさんにリップをお試しでつけてもらうことになり、気づいたら気持ちよく1万円もする美容液買ってたΣ(・ω・ノ)ノ
しかもあれもこれも欲しい状態になって使ったライン全部メモしてもらって、「次もあのBAさんに接客してほしいなぁ」とまで大好きになって気持ちよく帰ってきてた...後悔はしていない。
今日は別に化粧品を買いにいくつもりはなかったんです。出口の手前の化粧品フロアの催事スペース(?)でやってたジバンシィの期間限定のブースをチラ見したのがことのはじまり。
「ハイブランドだし自分には関係ない」「入りづらい」「庶民だしBAさんに相手してもらえなそう」というマインドが「ジバンシィのBAさん素敵!スキ!!!!!」「お高いけど次はあれが欲しい!」「ジバンシィ気になる」になったの!!ハイブランドの商品力と接客力おそるべしですよ…。
ジャーニーマップの気持ち・感情に書くやつだわこれ。
ジバンシィのブースをチラ見するきっかけ
ジバンシィのプロダクトは、My Little Boxっていう月々3200円払うと毎月雑貨とコスメがいろいろ入ったお楽しみBOXが届く、というサービスで一回触れたことがありました。
遡ること去年の11月。11月のブランドコラボが資生堂で、内容が豪華だったのに惹かれて申し込みました。1月のブランドコラボはジバンシィで、チークが入ってました。それまで、名前は聞いたことあるくらいで全然接点のなかったブランドだったけど、使ってみたら思いの外よかった。それで、ブランドに対して ”なんだかよさそう” って気持ちがあったのだと思う。ちょっと見てみようかなっていう心理的ハードルが下がってたんですねきっと。
もうね、全然ハイブランドのコスメに接点がない(スキンケアはオルビスかダイソー、化粧品はオルビスかプチプラ+一部デパコス)顧客にも、接点を作るってやつですかこれは!?と。しかも3200円のBOXに入ってる化粧品のひとつだから、使うのに抵抗がないんです。安いし試しにばしばし使ってみよ♪ってなれる。
ブースでどうだったか
刻印入りリップの前をうろうろしてたら、 BAさんから声をかけられて、
BAさん「今、期間限定でこういう風に名前の刻印を入れられるんですよ。 ジバンシィのリップって使ったことありますか?」 わたし 「リップはないんですけど、チークなら…あの、黒いやつ。 MyLittleBoxに入ってたんです。(庶民です…MyLittleBoxのやつだけどドキドキ)」 BAさん 「もしかして今日もつけてます?」 わたし 「あっ、はい(きゃーっ、恥ずかしいー!使い方変じゃないかな汗汗)」 BAさん 「それっぽい色だなと思って♪ どうでしたか?」 わたし 「良かったです!(概念的な感想しか言えなくて内心あわあわしている)」 BAさん 「黒いやつに合わせるならこのリップ(同じラインのものを出してくる)とか、 このあたりも合わせやすいですよ。この色似合いそうですねー。よかったらつけてみますか?」
という流れでリップをつけてもらうことに。
で、BAさんが「10分くらい時間あります?ささっとやっちゃいますね!」と言うものだから「時間あるので急がなくて大丈夫ですよ!」と返すじゃないですか。で、「せっかくだからお直ししてもいいですか?MyLittleBoxみたいにお試しでどうですか?」という流れで、結果、スキンケア〜ベースメイク、プレストパウダー、チーク、目的のリップまで紹介を一通り受けながら「すんごーい!すべすべ!」ってきゃっきゃ楽しんでおりました。
- 「わー!肌綺麗ですね!」
- 「どういう化粧水使ってますか?美白とか?」
- 「何か気になってることとかありますか?」
- 「お風呂入るのめんどくさいってなるじゃないですか、でもこの一本で大丈夫なんですよ!」
- 「もう私も使ってるおすすめばっかり出しちゃってますね、このローションいち推しです!」
- 「アットコスメとか見ます?アットコスメって星が最大7つじゃないですか、これ平均5なんですよ、すごくないですか?使ってるうちにシミが消えたって書いてる人多いんですよ」
- 「実は私いつもここの店舗じゃないんです。今日仙台からきてて。でもジバンシィは私みたいな感じの人が多いですよ!」
などなど。気持ちよくお直し & 会話できたのでプロだわ接客って体験だわって別の視点で感心してしまった…。これ、ヒアリングされてるやん。
自分の仕事にも通じるな、と思ったこと
時間を提示する
ユーザビリティテストの事後アスキングで時間がなさそうな時も「あと10分だけ大丈夫ですか?」ってエクスキューズを入れるなというのが浮かんだ。次の予定があればそこで断れるし、時間があれば残りの時間で追加質問ができる、ってやつ。結局ジバンシィのブースには10分以上いて楽しく体験してました。
顧客とのタッチポイント
ブースに行った私は、MyLittleBoxっていう別のコスメBOXサービスにも触れてるし、プチプラコスメも使ってるし、アットコスメも見てる。これがWebサービスだとしたら、自社提供のWebサービス以外の環境も考慮して接客するってことだよなぁとおもた。
来店前にMyLittleBoxでジバンシィに触れ、来店中に素敵なBAさんとプロダクトに触れ、ラインナップの書かれた小冊子を持ち帰り、Webでググってアットコスメでどんなことが書かれてるか読んでた。
相手の発した言葉のリンクを拾う、観察する
確かユーザビリティエンジニアリングの本に、ヒアリングは会話の中の重要な言葉のリンクをクリックして掘り下げていくようなものだという雰囲気のことが書かれていた記憶がある。BAさんは私が発した言葉をうまく使って接客してたし、とにかく褒めるのがうまかった。
もしかしたら競合は違うところにいるかもしれない
同じフロアには、同価格帯のハイブランドはあったけど、たぶん私はハイブランドを比較なんかしなくて、わたしの「ハイブランドのはじめて」の座を獲得されたなぁと思う。
いきなりラインで揃えるのは無理でも、いちアイテムでも入り込めばそこで接点ができる。いきなりスイッチは無理でも単機能から平行して使ってもらう、ってアプリにも言えそう。
体験して分かるものがある
今日改めて思ったのは、自分が体験してみることってものすごく大事だなということ(ジバンシィの宣伝ではないw)。ハイブランドのBAさんにお化粧してもらうなんてこれまで全然なかったけど、ものすごくよい体験ができました。。。たぶん体験しないと元々持ってたイメージのままだったと思う。こうやって使っている化粧品をスイッチしていくのか。。。
お金を稼いだら、これまで体験できなかったサービスを体験してみようと思うのでした。
2017年のふりかえり
年末にインフルにかかってバタバタしていたら、すっかり2017年も終わりの日。2017年は仕事もプライベートも波乱万丈の年でした、後厄ってこわい!!
HCD専門家認定
2017年はHCD専門家へのチャレンジからはじまりました。絶望感と戦いながらも、認定とれた!!!
負荷実験!からの所属異動
自分がどこまでやれるのか、前期はわざとプロジェクトを並行させて業務負荷をかけていました。結果、マルチタスクは自分には向いてないことがわかった。
社会人9年目、キャリアの迷いが結構最大値で、そんななか決意したチームメンバーがどんどん離れて行きました。その後、はじめて直属の上司の下から外れるという大事件が。
UIの専門家から、サービスにコミットするエンジニアへ。上司とメンバーが変わり、超上流からReact実装まで、ちょっとやることが変化しました。
怖かったことに向き合う
これまで、怖くて結婚と子供について考えることから逃げてた。これはたぶん育ってきた環境による思い込みが超絶激しかったと思う。(親にも暴露したら、なんでそんな思い込みを!?と不思議がられた。)
思い込みを外すために、人生の先輩のおねえさんや友達に色々体験談を聞いて回ったり、関連本やブログを読んだりして、自分なりに消化ができてきた。
わたしは、人生を一緒に歩むバディが欲しい。思い込んで先走らないこと。結論を出す前に、相手とよく相談すること。素直に本音を話してみること。違う価値観はすり合わせができるような人間になりたい...(まだまだ修業中
ちびっこも、可愛いなぁとか面白いなぁと思えることが増えてきたし、ひとりの人間として向き合うのは自分にもできそう。友達のお子さまと触れ合ったり、ボルダリングのちいさなお友達に遊んでもらったりして、ああなんだ怖くないじゃんって不安が因数分解できてきた。あと、出産の年齢制限やデメリットもわかりはじめた。
これから
2017年は、これまできちんと時間を取って考えられてなかったキャリアと結婚/出産についての考えをばばーっと棚卸しして、これからの方針に向き合うタイミングだったと思う。人生設計的には、そんなの20代で済ませとけよ(実際に言われたことがある)的な周回遅れ感をやっと自覚したものの、これが自分のペースでよきタイミングだったと思わねば仕方があるまい。。。これからの時間をできるだけ無駄にしないように、小さく学習して試していくしかない。
去年達成できなかったと書いていた『自分の人生で精一杯で、相手のことを思いやる暇がなくて結局あとで「たられば論」になってしまう。 来年はまずは自分が自分を認められてる状態だったり自信のない部分を埋めてくのが必要な気がする。』は、今年も自分の人生でいっぱいいっぱいだった。たらればもたくさんあった。
2018年は、自己肯定感をちょっとでも高く。選択を人に任せず、失敗でも自分で答えを出すようにしていきたい。攻めの選択ができるように。
はじめてグラレコに出会ってから、これまで描いてきた話
こちらはグラフィックレコーディング Advent Calendar 2017の18日目の記事です。 ※ インフルエンザA型で隔離されておりました。。。みなさまインフルエンザにはお気をつけください。。。
”グラレコをやってみた”ひとりとして、はじめてグラフィックレコーディングに出会ってから、これまでの話をふりかえって書いてみようと思います。
グラレコとの出会い
2015年3月1日にディー・エヌ・エーで開催されたグラフィックレコーディング勉強会に「なんか面白そう!絵の好きな自分にもできるかな?」と参加したのがグラレコとの出会い。
参加の結果...
初グラフィックレコーディング。脳みそめっちゃ疲れた...。聴き取りと、構造化してまとめる力が超問われることが分かりました。確かにこれは筋肉ですわ...いつも使ってない場所を使った感じで頭じんじんする\(^… https://t.co/KKZMwkc7qs
— ヒロミツ (@hiromitsuuuuu) 2015年3月1日
ワークショップやった壁の一部。500枚のA3用紙と業務用パックのふせんが2箱空になったとか...。きちんと設計されたワークショップのパワーすごい( ꒪⌓꒪) https://t.co/gXo8geVrmS
— ヒロミツ (@hiromitsuuuuu) 2015年3月1日
半日間のワークで頭使いすぎてクタクタになりました...ワークでのはじめてのグラレコがこちら。
勉強会の中で、グラレコには「聴く」「構造化する」「表現する」3つの能力のトレーニングが必要という話があり、筋トレをしようと決意。
タイトルは大きくちゃんと書くとか、重要なところは目立たせるとか、構造化していかに分かりやすくするかってまさに情報設計の要素よなぁと筋肉トレーニングの必要性をかんじた...
— ヒロミツ (@hiromitsuuuuu) 2015年3月1日
分野が何であろうと、日々の筋肉トレーニングの必要性をかんじた。。。筋肉と体力。。。
— ヒロミツ (@hiromitsuuuuu) 2015年3月1日
よちよちれんしゅう期
スケッチノートを描く
これまで、勉強会参加時はブログがすぐ書けるようにデジタルで記録を取っていたのですが、グラレコ勉強会に参加してから、勉強会やセミナーに参加した際に手元のノートにちょこちょこ練習をするようになりました。ブログの説明にも図を活用したりとか。
図解して説明するようになる
この頃、自分の中で図解ブームがはじまり、Gitのブランチの説明をするのにもホワイトボードを持ち出しては図を描いてました。
グループワークの場でペンを持つ
ワールドカフェ形式の勉強会で進んでペンを持ち、場で出た話を図で描いてみる、ということを試し始めました(参加者に知り合いが多く安心感があったのも大きかった)。
ジャンプ期
グラレコ勉強会デビュー!
そうこうしているうちに、はじめて参加したグラレコ勉強会の関係者の方にお声がけいただき、2016年のグラレコ勉強会のチャレンジャー枠として参加することになりました。
ロール紙にメインのグラレコが描かれていく横で、真似しながらA4の紙に1枚づつ描いてみて、上に貼ってみるというのが私のチャレンジでした。
参加者があとでおさらいしやすいように、「どういう意図で」「どういうワークをやったか」を描くことがお題でした。それだけでも忘れそうだったので見えるところに貼って必死。
ファシグラってなんだ?ファシグラデビュー
グラレコ勉強会でつながり、グラフィック・レコーダー・ネットワークのfbグループに参加したりしているうちに、繋がりができ、今度はファシグラに挑戦させてもらいました。
TRY!TRY!TRY!
それからも、色んな勉強会でスケッチノートを描いてゆるゆると筋トレする日々。新しい文房具にも手を出し始め、マービーの「アーティストブラシ」がお気に入りに。
昨日UX Bridgeというのに行ってきたよメモ!構造化じゃなくお絵かきに夢中になりがちだなぁと思いつつ、雰囲気を伝えるには有効かなと。 pic.twitter.com/iGwvwtZy9a
— ヒロミツ (@hiromitsuuuuu) 2017年10月26日
はじめてのメイングラレコデビュー
宇都宮のコミュニティで開催された、グラフィックレコーディング勉強会でひとりだちデビュー。『宇都宮で勉強会あるんだけど描いてみない?』『いきます!』の二つ返事で引き受けたら、当日宇都宮で『ひとりで描くの今日がはじめてですか?』と聞かれて現実感に焦るという衝撃のデビューでした…。
描きはじめて集中してきたら、必死になって描きすぎて大作に!主催の多ぁ望さんが記事を書いてくれました。
VFFでエモさに触れる
2017年はビジュアルファシリテーションフォーラムもあり、裏方を少しだけお手伝いさせてもらいました。
日本全国から集まった方々が、どうグラフィックを活用して挑戦してるか、エモい話ぞろいでした。これまで、スケッチノートを共有したときに「これは記録としては主観が入っている」論があったりして、もやっとすることが多かったのだけれど、会の中で『主観じゃん、って言われたら主観です、って答える』と三澤さんが話されていて、納得いった。
縦割りの超でかい組織のなかで、信念を持ってゴリゴリやってる方や、ITサービスの世界とは全然違う、まちづくりや学校の話を聞けて、記録を越えた『描くとはなにか』を考えさせられました。
グラレコ、とか言わずとも、ばーちゃんの話聞いて絵をかくのも、自分の思考をまとめて人に伝えるのも、本質は一緒なんじゃないか
— ヒロミツ (@hiromitsuuuuu) 2017年10月22日
今日いいな!と思ったかたがたの話、自分のためにじゃなくて、みんな人を守るための武器としてグラフィックを従えて戦ってらっしゃって、場を巻き込み、味方や仲間に出会いながら限界突破してってたのがものすんごくかっこよくみえた。
— ヒロミツ (@hiromitsuuuuu) 2017年10月22日
昨日のVFFで、子供を通して教育の現状を知るっていう視点を得て、育てるのも面白そうだって思えた。社会と繋がる接点が増えたり、ちびさんから見た世界を知ったり、ちびさんの周りの世界を知るのは楽しそうだ。
— ヒロミツ (@hiromitsuuuuu) 2017年10月23日
ハッカソンでアイデアを形にする
そんななか、NRI主催のハッカソンに参加。開発のために即席ジャーニーマップを作りました。ふせんと模造紙に対する恐怖がなくなって、場でぐいぐい描けるように。ペンを握って、合意形成のために外化していく身体の動かしかたが、ちょっとずつできるようになっている気がする。
外化したものを広く発信してみる。
2年もすると、だいぶ描くことに慣れてきて情報をまとめることに自信がでてきました。Product Manager Conference 2017で描いたものをツイートしたら、予想以上に反応をいただき嬉しい反面拡散力にビビるなど。
セールスフォースの話、開発プロセス全体の話で濃くてちょっぱやで過ぎた。゚(゚´Д`゚)゚。 DO以前で力尽きてましたがメモ...(画像つけ忘れました『Salesforceで行われているプロダクトマネジメント』 #pmconfjp pic.twitter.com/9HHGvkIYhh
— ヒロミツ (@hiromitsuuuuu) 2017年11月14日
ふりかえってみて
グラレコは筋トレ
ふりかえってみると、ゆるゆるとでも『聴いて構造化して表現する』筋トレを意外と続けていました。スケッチノートから始まり、聞いた情報をノートに書き留めるのに精一杯だった状態から、おおきな紙へ。自分の記録用だったノートは、様子を伝えるための手段に変わりました。10分のTEDの聞き取りで限界だった集中力は、事前に内容がわかっているセミナーか事前知識があるテーマの勉強会なら60分持つようになりました。一足飛びにはいかないけれど、徐々に力がついておりました。
ビジュアル言語を手段としてつかう
視覚化する、場に出す、ことの重要性がなんとなくわかりはじめた1年でした。最近は、ふりかえりやサービス立ち上げ時の情報設計などなどいろんな場にプロッキーとふせんと模造紙をかかえていってはせっせと視覚化を試みています。
プライベートでは、通院の際にも使ってみました。診察の際にいつも、それまでの状態を論理立てて説明できていないようなもやっと感がありました。事前に1枚にまとめて説明したら、「すごくわかりやすかったです、こういうのを職業にしたらいいのに!」と先生に言っていただき、すごくすっきりしました。論理的に説明するのが苦手でも、ビジュアル言語を第2言語として補足的に使うのもありなんだなと。
「グラレコ」という言葉にとらわれず、PJやその場の合意形成のために、これからも試行錯誤していこうと思います(=^・ω・^)ノ
フロントエンドエンジニアが人間中心設計(HCD)専門家認定制度を受けてみた話
今年もHCD専門家の季節がやってきたみたいです。去年HCD専門家の認定を受けることができたのだけども、すごく苦しんだのでどんな様子だったのか、体験談として残しておこうと思います。
なぜ受けてみたのか
産技大に通っていた2015年の年の瀬に、何人かの同期が受験してたので知ったのが始まりだったかと思います。それまでは正直この認定資格のこともよく知らなかった。産技大の講義を受けながら挑戦するのはキャパ的に無理だったのと、実務経験が足りなかったため2017年に見送りました。2016年は実践に充て、2017年に受験。以下、今年の6月に証明書がきたときのfbの投稿。
人間中心設計専門家、認定されました!( • ̀ω•́ )✧ 2014年頃までは、HTML5界隈をうろつきフロントエンドの技術をひたすら追いかけてたような気がしますが、やっぱり人のために価値あるものを届けたい一心で2015年は産技大に通い、今年チャレンジしてみて受かりましたー! これまでやってきた仕事を棚卸しする良いきっかけだったし、ここまでは理解できてる(&その気になれば大量の文章を書ける笑)っていう自信になりました。
実務で自信がなかったから、本当にやれてんのか後ろ楯が欲しかったというのが正直なところ。
認定のために何を書かなくちゃいけないのか
これが、んもうひたすら書類が多い。メインどころは、これまで関わってきたHCD関連案件のプロジェクト概要を記述する「プロジェクト記述書」とそのプロジェクトでどんな取り組みをしたかを記述する「コンピタンス記述書」なのだけど、この「コンピタンス記述書」が鬼。HCDサイクルに沿って、各フェーズごとに背景から課題、選択した方法論、選択の理由、結果、成果をひたすら細かく、そのプロジェクトを知らない人にも分かるように書かなくちゃいけない。。。ほんとに鬼書類。
どうやって進めたか
コンピタンス記述書を網羅するだけのプロジェクトがあるか確認するため、業務の棚卸からはじめました。
- これまでの業務を全て時系列順に洗い出す(自分の職務経歴っぽい感じ)
- 1のなかから、HCD、ユーザビリティに関連していそうなプロジェクトを選んでいく
- 2のなかでも、自分が深く関わっていて + プロジェクトでやったことについての課題や意図を語れそうなものを選ぶ
- 3をコンピタンスマップに当てはめれそうか星取表で確認しながらプロジェクトを3つに絞る
4までやると、ここのプロジェクトを中心にちゃんと書ければ安心だな、とか、コンピタンスは足りてそうだなというのが俯瞰してわかるのでよかった。足りないコンピタンスを埋めるためのプロジェクトを選ぶとか、戦略を立てると無駄に記載量を増やさなくて安心。
何がよかったか
認定を受けたいまでは、資格は資格でしかないし、実務で成果を上げるのが一番だとも思う。ただ、自分の業務の棚卸しができたことと、業務の中でやってきたことを下記の視点で論理的に体系立てて説明することができるということがわかったのが自分としては収穫だった。
- どんな課題があって、何が必要だったか
- 課題の解決のためにどんな理由で方法論を選んだか
- その方法論をどう使って、結果を出したか
- 自分はその中でどう関わったか
- その結果、どういう成果に繋がったか
あれ、これどっかで見たことあるぞ…ん?会社の目標設定と評価面談か?
時間とやる気の戦いがつらたん
噂には聞いていたものの、一番辛かったのが文章の記載量の多さ。受験者向けの説明資料にも『週末1回頑張れば何とかなる…』は『無理ですからぁ、お勧めしません』『2ヶ月弱を有効に使ってね』と書かれてましたが、私も例に漏れずなめてました…。
12/26:受験申し込み
「とりあえず申し込んどこ♫」くらいの気持ちで申し込み、受験者向け説明資料をさーっと眺めるくらいでそのまま長期の冬休み突入。ここで少しでも進めればいいものの、年末年始でやる気がゼロになりそのまま休み明けに笑
1/16 :受験料支払い期限
やばい書けてない、もうだめかも、ここで諦めるか、いや、最後まで諦めないか…のせめぎ合い。結局は受験料捨ててもいいや、振り込んじゃえ!っって振り込んだ!
1/25:書類提出期限
じっくり整理して毎日ちょっとずつ書けばもうちょっといけた…!という感想もあとの祭り…書類への絶望感がTwitterに溢れ出る毎日。土日返上でつめてつめて、やっとこさ1プロジェクト分の枠は埋めた状態まで書いたものの、あと2プロジェクトが埋まらない…ああもうダメもとで埋めて出しちゃえ!出すことが大事や!と、えいやで印刷して郵便局へ提出しました。
絶望書類、全然HCDじゃない←
— ヒロミツ (@hiromitsuuuuu) 2017年1月22日
なんちゃってHCDという仮想敵を作って絶望書類にむかっている(締め切り落としそうな勢い
— ヒロミツ (@hiromitsuuuuu) 2017年1月21日
大なり小なり、なにかを目指してるひとはかっこいいな(某資料に絶望中
— ヒロミツ (@hiromitsuuuuu) 2017年1月17日
コンピタンスに沿って考えてみれば、結構いい加減にやってきたのねというのがわかってつらい
— ヒロミツ (@hiromitsuuuuu) 2017年1月9日
HCD専門家の資料、絶望感しかない。。。
— ヒロミツ (@hiromitsuuuuu) 2017年1月9日
本当に目指したいならログを取れ
この前飲みの場で、プロのリサーチャーである奥泉さんから「本当に目指すならログを取れ。どんなプロジェクトで、どんなことをやったか。どんな成功と失敗があったか。本当に目指すのなら、ログを積み上げていったほうがよい。私もここまで10年かかったから。」「他の人がやっているのを見て、すごい!と思えるのは、何がすごいかを分かる目は持てているということ。そのなかで、自分ができること、できないことを分けて、できないことをできるようにすればもっと伸びる。」的なことを聞いた。
HCD専門家は、ログを整理する機会のうちのひとつだったかなーと思う。そのプロジェクトがどんな状況で、どんな課題があって、そこに自分はどう取り組んだか。何が失敗で、何が成功だったか。どんな小さなことでも腐らず行動を積み重ね、学べるものが前に進めるんだとおもた。 あと、書類を書いてみると、自分が「どの辺が書けないか」がわかってくる。その年に提出できるだけの枠が埋められなかったら、次の年にそこを埋めるだけの業務をして、次の年にチャレンジするのもよいなと思った。ないものがわかることも、あることに近づくために必要な能力なんだな。
Product Manager Conference 2017に参加してきたよ!
かねてから気になっていたProduct Manager(Project じゃなくてProduct)のカンファレンスがあったので参加してきました!
扱う内容も広いし企業規模も様々で、2日間でお腹いっぱい(褒め言葉)になりました。手元でスケッチノートしてたので、描いたものをまとめておきます(画像が汚いので後日スキャンして綺麗なのに差し替えます…)
1日目
なぜ今プロダクトマネジメントか
1セッション目おわた。UX PMになりたいのではなかろうか。#pmconfjp https://t.co/xTsmeaoBbn
— ヒロミツ (@hiromitsuuuuu) 2017年11月14日
『なぜ今プロダクトマネジメントか?』PMはインターフェース役であり、プロダクトをEnd to Endでみるひと。95%は面倒なことが占めているけど、5%の楽しみでやってて良かったと思えるって締めがよかった。#pmconfjp pic.twitter.com/lBIvuxsplU
— ヒロミツ (@hiromitsuuuuu) 2017年11月14日
プロダクトマネージャートークセッション
濃ゆかった...及川さんのファシリテーションさすがだった...。プロダクトマネージャートークセッションめも。 #pmconfjp pic.twitter.com/qzqqWZEHyS
— ヒロミツ (@hiromitsuuuuu) 2017年11月14日
Salesforceで行われているプロダクトマネジメント
セールスフォースの話、開発プロセス全体の話で濃くてちょっぱやで過ぎた。゚(゚´Д`゚)゚。 DO以前で力尽きてましたがメモ...(画像つけ忘れました『Salesforceで行われているプロダクトマネジメント』 #pmconfjp pic.twitter.com/9HHGvkIYhh
— ヒロミツ (@hiromitsuuuuu) 2017年11月14日
メルカリUKにおけるプロダクトマネジメント
『メルカリUKにおけるプロダクトマネジメント』現地マーケットや人、文化的背景をどう理解していったかの話がよかった。プロセスにUTやインタビューが入ってるのもすてきだった。ダウンロード数とトラフィックがぱない。#pmconfjp pic.twitter.com/Qpit2S0Cn8
— ヒロミツ (@hiromitsuuuuu) 2017年11月14日
開発チームが安定したプロダクトマネジメントを実現するための7つのルール
プロダクトマネージャーに経営者が期待するもの / IoT、ビッグデータ、人工知能によるユーザー理解を通じたプロダクト開発
なんだかこの業界、技術と法律に強くなきゃゴリゴリいけなさげやな...アイデアやユーザーだけじゃ弱そう
— ヒロミツ (@hiromitsuuuuu) 2017年11月14日
2日目
ユーザーの“心の声”を探るUXリサーチ
事例が面白かった...!!! ボトムアップ処理でまんまと右を向いてしまった...笑『ユーザーの“心の声”を探るUXリサーチ』奥泉 直子 氏 #pmconfjp pic.twitter.com/TqueCj0sQe
— ヒロミツ (@hiromitsuuuuu) 2017年11月15日
PM が UXするために必要なのはおそらく IA
UXとUIのゴリゴリなおなはしが聞けて満足です『PM が UXするために必要なのはおそらく IA』小久保 浩大郎氏 #pmconfjp pic.twitter.com/ReHFbu4RnY
— ヒロミツ (@hiromitsuuuuu) 2017年11月15日
プロダクトマネージャーの採用と育成
とにかく圧倒されるばかりでした...!『プロダクトマネージャーの採用と育成』Bryan Cheng 氏 Capella Yee 氏 Google, Inc. #pmconfjp pic.twitter.com/rfti40dwbK
— ヒロミツ (@hiromitsuuuuu) 2017年11月15日
はー、Googleがやばかった、んもう企業内や小さなチーム内で誰が優秀だのどうだのがバカらしくなるくらいすごかった(語彙力
— ヒロミツ (@hiromitsuuuuu) 2017年11月15日
クッソかっこいいけどなんなのなんなの!(語彙力 #pmconfjp
— ヒロミツ (@hiromitsuuuuu) 2017年11月15日
GoogleのPMさんが、担当のプロダクトは好きかという質問に対して、Docsなどのサービスはネット完結だけどMapはphysical worldで使われていて、Real worldでのExperience だから!って言ってたの、自分の好きに近くて鳥肌たった #pmconfjp
— ヒロミツ (@hiromitsuuuuu) 2017年11月15日
日本のプロダクトマネージャーは今何をすべきか
わしは確実にDev-UserのPMのポジションやな...データ分析足りないのも合致してる
— ヒロミツ (@hiromitsuuuuu) 2017年11月15日
あと5年くらいでPM業できるようになれたらいいかな...今はもちょっとUXとUIとフロントエンドの実績を積まないと(自分のなかで)話にならんな
— ヒロミツ (@hiromitsuuuuu) 2017年11月15日
同じPMっつてもサービスと企業の規模と文化的背景によってだいぶ違う感じ
— ヒロミツ (@hiromitsuuuuu) 2017年11月15日
PM Confのホスピタリティとクオリティよ...!! 2日間お弁当食べて大手からベンチャーまでの話聞いて8千円安かった...!!! スタッフのみなさんお疲れ様でした。 #pmconfjp
— ヒロミツ (@hiromitsuuuuu) 2017年11月15日
プロダクトトライアングルでみると、全領域をカバーしようとするPOと、Dev-Userの品質を上げたいUXerと、Bizとのバランスというか責任範囲かが見通しやすげ
— ヒロミツ (@hiromitsuuuuu) 2017年11月15日
すんげーいっぱい書いた。集中力が続くほど有意義で楽しかったんやと思う! #pmconfjp pic.twitter.com/nQD39aB7PG
— ヒロミツ (@hiromitsuuuuu) 2017年11月15日
描いて思ったんだけど、やっぱり記録描くだけじゃつまんなくて、場を回したり合意形成とかチームビルディングのために描けると楽しいなぁ。。今回のは、わたしのフィルタを通した記録であって、報告に使う時のサポートツールの意味合いが強いからな...。UXやFE色強めになるのは仕方なし。。
— ヒロミツ (@hiromitsuuuuu) 2017年11月14日
いろんな領域がありすぎて、PDMって結局なんなんだー!となったけど、ユーザーに向き合って広義のインターフェースとなる部分に責任を持つのね、コミュニケーションのハブなのね、と色々新しい情報を仕入れることができました( • ̀ω•́ )✧ 学びの余白があるってたーのーしー!すごーい!
やさしいくらやみ
外苑前にあった施設が夏でなくなると聞いたので、ダイアログ・イン・ザ・ダークのファイナルのプログラムに行ってきた。
参加は今回で2回目。今回のグループは、わたしの他に女性が3人、男性が4人。アテンドはみきてぃーさん。とにかくメンバーが元気で、わいわいしてたのが印象的だった。
笹にかこまれた入り口から丸太を渡って海に行って、芝生でひとやすみ。そのあとお店に行って、ビールやワイン、ジンジャーエールをみんなで飲んだ!着席後にみんなでテーブルをばんばんしたり、机におしぼりがあるよー!って触ろうとしたり。おやつのおっとっと、をこれは何の形かなぁ?と考えながらたべたり。70分くらいのプログラムだったらしいのだけど、30分くらいに感じた!
くらやみでは、年齢も見た目も関係なくて、距離がとても近くなる。ねぇねぇって堅苦しくなく話せる。敬語じゃなく喋ってくれるのが、うれしかったりする。 いつもより名前を呼ばれたり、呼んだり。ここにこんなのあるよ!って自分から発信して、その情報にみんながそうだね、ほんとだね!って反応が返ってきたり。いつもより、繋がりを感じやすいように思う。でも、声を出さなければ、ひとりぼっちにもなれる。どんな表情をして、どんなことをしているかも見られたりしない。
くらやみは、やさしい。
今回のテーマは出発、だったのだけど、出発や冒険に対する印象で「すべてのものを置いていくこと」「帰る場所がない」「清々しい感じ」という言葉が記憶に残った。
きゃっきゃ遊んで、すごく楽しかった。くらやみではとても「素のじぶん」をひらけるような気がする。
また、どこかのくらやみで。そう言って満足そうに帰っていったふたりがかっこよかった。
2017/7/7-8 ANDROGYNOS@横浜アリーナ 参戦してきました
発表から衝撃の走ったANDROGYNOSという名の丘戦争、もう二度とこんなイベントはないかもしれないから2日間参戦してきました。結果、交わることのなかった2バンドの宗教戦争だと言われていた丘戦争は、蓋を開けてみれば戦争なんかじゃなく愛に溢れた丘フェスだった。
(京虜なんで京さん多めの感想殴り書きです…)
1日目
1日目はスタンド「アドレナリンの海」あたりでの参戦。1日目はディルが先行で、Revelation of mankindはじまり。しょっぱなからスクリーンいっぱい使ってあの映像(いじめとか首吊りとか包丁でぐりぐり刺されたりとか、怒りとか痛みとかグロい映像)なの!?とビビった。ARCHE曲中心のセトリで、OBSCUREも、The Finalも、新版。初見や久々のひとには厳しいグロい選曲、いつものディル。ほぼ最近のワンマンじゃないかという感じで、全く媚びない選曲で、自分たちの今はこれだ、と全力で見せにきた感じがものすごくかっこよかった。
京さん、暗転後マイクをとったかと思うと、『ピエラーの皆さん、こんにちわ、ディルアングレイです(にやにや)。ラストォ!!!』とMC。きょ、京さんがしゃべったー!!! ピエラーって言ったぁぁぁぁ‼︎ と震える虜。激闇で〆。
その後、30分くらいセッティングの時間を挟んで、後攻PIERROT。先行ディルで、声も拳も上がってて、結構虜さんいるんじゃね!?と思ってたらPIERROTターン1曲目のMASS GAMEで見事に崩れ去った。会場に広がる一糸乱れぬフリ。ディルでスクリーン使ったのに、何でスクリーンもう1枚出てくるんだろ?と思ったら、フリを大きな影で魅せるための演出だった。ラーはよく教育された軍隊、虜はゲリラ部隊っていう伝説を体感しました。。。すごいわ、これ宗教だわ!!(褒め言葉)
Adolf、AGITATOR、HELLO、CDでしか聴いたことのなかった曲が繰り出されていく。キリトさん、ラーをまとめる扇動者でした…。すごかった、宗教だった(褒め言葉)フリを見よう見まねで頑張ってやってみたらめっちゃ楽しかった!!!!!頭振るとこだけは全力でついてったで!笑
MCでは虜ちゃんって呼ばれました…!すごいよ、虜って呼ばれたよ!!!!『メギドとかアクロとか、なんですか』『ピエラーちゃんも虜ちゃんも世間一般から見れば同じキ○ガイ』『最初はみんな、ひとつだったんです』『またひとつに戻りませんか?』京さんがMCしないから逆にキリトさんよく喋るんだなって思ったし、お茶目MCだった!!Angeloで丘戦争タオルをグッズで出しておいて、戦争なんてなかった発言に笑ったw
FCで取ったチケット。黒封筒に赤チケット。まるで赤紙。
公式フードは焼印のついた肉まんとフランクフルト、アンドロジナ水w ビールやジュースのカップにもANDROGYNOSのロゴが入ってた。
PIERROTとディルメンバーの楽器展示も(本数多すぎて入りきらなかったよ!!)
2日目
2日目はPIEROTT先行。ラーのお友達と鬼門近くで参戦してきました。遠かったけど、柵前の席だったので見やすかった。バンド紹介の映像が始まり…メンバーが登場、照らされる照明。キリトさんの衣装とピエロメイクに湧き上がる歓声。SHOXXで見たことあるやつだよー!!!!!と興奮しました。1日目とは結構セトリが違ってて、生で聴いたことのないやついっぱい聞けて嬉しかった。
30分の休憩のあとディル。Un deuxはじまり。Un deuxはじまりなのが、今を前向いて生きてんだぜって感じがしてすごいよかった。濤声では京さんの感情の高ぶりをみてみて!って感じやった(ぉ)。audience KILLER LOOP 、Behind a vacant imageと続き、今日もArche曲中心かーと思ってたら次の暗転で前奏前のサーって音が。ん…これはもしやアクロでは…と思ったらギターの音で確信に変わり…。会場で上がる歓声、しっとり歌い上げる京さん。
アクロが終わって、静かな拍手が会場全体で起こり、、余韻を楽しむ余地なくVINUSHKAのギター。会場から聞こえるどよめき。過去を、一瞬で現在に塗り替えていくギャップ!!!このライブで『此処が真実だ』をやるディルに震えた。
MC無しでThe Finalまで突っ走り、今日はもうしゃべんないわ…と思ってたら京さんしゃべった!!『ピエ…ラー、さん…?(小首をかしげる)ディルアングレイです…こんにちは…今日も元気ですか』『ピエ…ラーの皆さんと…』って京さんが言ったあとに今日は虜って呼んでくれるの!?って期待する虜たち笑。『と、くそったれども』って呼ばれてえーって声が上がったら『愛すべきくそったれども』って言い直すのも愛しすぎてもうだめだ(← 調教されすぎた虜)。『あの、丘戦争ってなんですか?(京都弁)』『そんなんちゃうよなあ!俺らと一つになれんのか!』の煽りからのラスト、残。
身内を虜とは呼ばないのも、京さんらしくて愛を感じた。ピエラーさんたちには『ピエラーのみなさん』虜は『愛すべきくそったれども』余所への礼儀をきっちりするとこすきや。MCで戦死した虜がここにおります←。残終了後に両手を頭上で大きくバチバチ拍手。袖に帰るときに左手でバイバイしてくれた!
帰りに配られたフライヤーセットの封筒が、上下逆の丘が合わさったデザインで凝ってた。なかにはDVD入りの豪華セットでした。
2日間を終えて…
宗教的な2つのバンドを同じ会場で、2日も続けて見て、どっちもカリスマ的だけどタイプの違いが見て取れて面白かった(語彙力があれすぎて表現できない…!!!)
これまで走り続けてきたディルと、それを追いかけた虜がいたから今日があったってTwitterでラーさんが呟いてるのを見て、じーんとしてしまった。いろんな時代があって、いろんな出来事があって、それこそ「過去は二度と戻らないけれど」今があって、よかったなぁって。年を取って、大人になって、バンドの儚さと瞬間瞬間の大事さを知って、お互い認め合い、この時間を大事にする…なんて平和な世界なんだ。
大きな会場でライブができて、その人自身がもう影響力のある人だったりするいろんなバンドマンがいちファンに戻ってはしゃいでいて。虜もラーも自分たちがラーであること、虜であることに誇りを持ってて、我らのバンドいいじゃろ!かっこいいじゃろ!そっちのバンドもめっちゃかっこいいじゃん!ってなってる雰囲気がもう平和な優しい世界すぎてよすぎた。
V系フェスは運営が残念だったりしたけど、丘戦争は運営もスムーズで、オリジナルフードの列に並んでたときに「2階にも同じものがあって、そちらのほうが早く買えますよ」って案内してくれた誘導のおじちゃんめっちゃ優しかったし、グッズも見本じっくり見て普通に並ばず買えたし、ほとんど売り切れで買えなーい!ってこともなかったし。なんなのこの良きUX!!!
twitterを見て、虜さんやラーさんの感想を辿って読み漁るのは確実にエピソード的UXだし、過去いがみ合ってたけどこの時代になってこんな平和な世界がくるなんてねってラーの友達と話すのとかマジで累積的UXすぎる。もうなにを書いているのかわかんないけど、丘戦争は破壊的幸福でしたよ!
ラーさん方が虜のわたしにもおかしくれた。虜さんなのにすみませんって言いながら…優しい(;A;)丘は溶けて融合しました。
過去はもう戻らないけど、今を見て、大地を蹴り進むのです。
(セトリ、あとで拾ってこよう。。。