hiromitsuuuuu.log();

to see more to see.

一人暮らし歴10年目突入

今日PlasticTreeのいいライヴを見たせいか、久々に本来の自分の思考がぐるぐるしだした。ので、久々徒然ブログ。プラのライヴレポはセトリを探してまた明日にでも。

この前自分の部屋を見渡してふと、「そういやこの冷蔵庫も電子レンジも使い始めて10年目なんだな…」と思いまして。今年でいつの間にか一人暮らし10年目突入。実家を離れて遠方で暮らすということについてちょっと考えた。

遠くに住むと、電話なんかで気軽に連絡はできるものの、なかなか実家に帰るということもできなくなる。だから、何かの拍子にメランコリーになると「あとどれだけ顔を合わせて一緒にご飯を食べられるんだろう?」なんて考えたりして。

残り会える時間を計算してみると、GW、お盆休み、年末年始各5日間帰るとしても年15日(5日間でも、「そんなに長く帰るの!?」と言われることも)。親があと30年確実に生きる、かつ自分が東京で(もしくは離れた遠方で)仕事するとして15×30=450日。もう1年と85日しか残されていないと考えてみると、なんて短いんだろうと愕然とする。

確かに、帰ろうと思えばすぐ帰れるんだけど。福岡に住んでた時代は、交通の便が良かったのもあって片道3時間だった。東京からだとその倍の6時間はかかる。お金もばかにならなくて、往復4万近くかかる。たぶん近くにずっと居たら、こんなことも考えなかったし、有り難みもわからなかった。

かといって、無駄に意識して孝行しろとかそういうことではなくて。”当たり前”に一緒にご飯食べるとか、どっかに買い物に行くとかも、すごくありがたくて大切にしなきゃいけない時間なんだなと。当たり前の幸せさというかね。生きていく上で、友達ができたり、恋人ができたり、色々関わる人はできる。けど、生まれてから死ぬまで、たとえ離れててもどこかで自分のことを気遣ってくれている人とか、なかなか居ないもので。だからこそ会える時間を大事にしたい。ちゃんと生きてますと顔見せるだけでもさ。些細な事で笑い合うとか、ご飯食べるとかだけでも幸せで貴重な時間なわけです。

でもまぁ、親は特例だけど、親に限らず友達も知り合いも同僚もみんなそう。「会えるうちに会っとけ」なんである。