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Dir en grey TOUR2012 IN SITU @新木場STUDIO COAST

12月6日、気合いでディルのライブを観てきた。ビクビクしながら定時で新木場までダッシュして。

武道館以来に見たディルは、また大きくなってるように感じました。京さんはいつからあんなにライブでも声出るようになったんだろう。あまりに声が出過ぎてて、噂に聞いていた姿をすっぽり隠す円筒状の幕の中で歌っていたのもあり、CDで流してんじゃないのと疑うほどだった。円筒状の幕に投影された映像と京さんの影が合わさって、すげーかっこよかった。真っ赤な背景に浮かぶ歌詞のタイポグラフィも。

セトリは新アルバムからの曲が多かったのだけど、まさかの鼓動が聞けた。やばすぎた。これだけで「目を背けず生きよう」と思えた。

ライブ後に、ダイノジ大谷さんがブログでライブの感想を書かれていて、そのなかの『彼らって人間の闇に決して目をそむけない、むしろそこの真摯に追及し続けていますよね。』という部分に心底共感した。ほんとに、ライブに行く度強く思う。

毎日色んなことが起こって、自分の中のドロドロした感情がぐちゃぐちゃになって、イライラしたり怒ったりそんな感情を否定したくなったりする。汚い感情があるのが悪というか。彼らのライブに行ってその音楽に触れると、自分の中の闇を駄目だと拒絶せず、大丈夫、そういうのも含めて人間だ、と偽り無く向き合える気がする。激しいけど、他者に攻撃的なのではなく、内へ内へ深く潜り込んでいくかんじ。強くて優しい。だから歌詞が暗くてもライブ後はなんだか前向きでスッキリしてる。厨二だと馬鹿にされるかもしれないけど、確実に彼らの音楽に救われている。

明後日は、シングル発売日ですね。


【セットリスト】
「欲巣にDREAMBOX」あるいは成熟の理念と冷たい雨
OBSCURE
DECAYED CROW
冷血なりせば
羅刹国

                • -

VANITAS
鼓動
DIFFERENT SENSE
激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇

後で、お客さんの間でいざこざがあったと知った。バンドが変れば文化が違う。それまで自分達の中で当たり前だったノリが他の文化圏でも良しとされてない場合もあるよなとぼんやり考えた。