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リアルとログインと表現欲

めっきりここにも文章を書かなくなった。社会人になって働いて、外に書けるようなことが減った、とか、感覚が鈍感になってきたとか、それには色んな理由があるんだろうけど。

「昔と違ってTwitterや他の場所にちょっとづつ吐き出す機会ができたから、表現したい欲がそこに分散しちゃって満足しちゃうんだろう。」という話を聞いた。

なんか、それって瞬間的で、悲しいのでやっぱりちょっとは書いておこうかなと思った。

最近pplogというゆるふわ(?)なブログが書けるサービスが好きだ。昔のインターネットの匂いがする。ここのブログの前身である仮想空間は"HP"が作れるようになってから何年かやってたページだった。コンテンツの中心は日記で。その頃は、人に見られるとか、いいねをたくさんもらうとか、リツイートされるとか、そういう感覚はなくて、ただ自分はこう思っている!っていうのを「誰かが見てくれるかもしれない場所」に吐き出せるのが自分にとっての価値だった。それこそポエムを書く場所だった。

インターネットを始めた中学生の頃は、インターネットに「ログイン」する感覚があったし、チャットで色々話して別れるときも「落ちる」感覚があった。オンラインは決まった時間に「入る」場所だった。

けど、ネットが普及して、手元にはずっと繋がっているスマホがあって、なんかずっとオンラインだなって。「落ちる」感覚がない。むしろ繋がらない時間があるとしたらトラブルに近い。ある時間に集まって「お邪魔します」する感覚じゃなくて、もうそこがリアルの世界の延長になってしまった。

facebookが、うちにとって居心地がわるいのはその辺なんだと思う。

リアルから逃げて息抜きに入り浸っていた場所が、リアルになってしまった。だからなんだと思う。