MacBook AirにVirtualBoxでWindows7を入れてPIXUS iP9910を使う
WindowsからMacへの乗り換えを検討しているのだが、去年買い換えずに廃盤のヘッドを探し回ってまで直したPIXUS iP9910のMac版のドライバがもはや提供されていない(Leopardまでしかない & Windowsも7まで)こともあり、VirtualBoxにWindows7を入れれば印刷できるんじゃないかとやってみた。
VirtualBoxのインストールと設定
VirtualBoxのサイトから「VirtualBox 5.0.10 for OS X hosts」をダウンロードしてインストールする。
Downloads – Oracle VM VirtualBox
とりあえず印刷さえできればいいのでメモリと仮想ドライブのサイズはこんな感じの設定にした。Airが非力なのもあり。。
- OS : Windows7
- Base Memory : 512MB
- Storage : 25GB(VDI、可変)
WindowsのインストールディスクからISOイメージを作成する
Windows7のインストールディスクをMacに突っ込んで、ディスクユーティリティからISOイメージを作成する。VirtualBoxといえどもWindowsを使うにはライセンスが必要なので、元々持ってるWindowsを使った(メインマシンのWindowsはもちろん削除)。このISOイメージを使って、仮想環境にWindowsをインストールする。
VirtualBox Extension Packのインストール
USBを認識させるために、別途Extensionのインストールが必要だった。インストール後、Settings -> Ports のUSBタブで「Enable USB Controller」にチェックを入れ、USBの追加ボタンを押すと認識されたUSBがリストアップされて選べるようになる。
PIXUS iP9910 ドライバのインストール
ここまではすんなり行ったのだが、USBとしては認識されているもののドライバがうまく入らなくて手こずった。ドライバはWindow Update経由で配布されていて、基本プラグアンドプレイでインストールされるはずが、何度やっても失敗してうまくいかなかった。
自動ではうまくドライバを取得できなさそうだったので「プリンタの追加」からローカルプリンタの追加を選び、iP9910のプリンタドライバをインストールしてから一旦「デバイスとプリンター」上からプリンタを削除。USBを繋いだときに認識されていた、デバイスマネージャー上のユニバーサルシリアルバスコントローラーのiP9910も削除。そのあとUSBを繋ぎ直したら無事にプリンタとして認識された。
ホスト側のMacにはドライバが提供されてないけど、無事にMac上のWindowsから印刷できるようになった!これでWindowsのデスクトップが手放せそうである。しかしドライバがうまく入らなかったのはなんだったのか…。