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福岡にいってもらった刺激とか。

年末年始、仕事の関係で福岡に2回ほど行ってきた。そのとき恩師を訪ねて話したことがすごく印象に残ったので、わすれないように、その他の事もまとめて書いておくことにする。

恩師に会うのは1年ぶり。めちゃくちゃ忙しい方で、今回も捕まえられたのが奇跡的だった。会議と会議の間の30分ほどをぬって、最近のお互いの近況等を報告。その流れのなかで、大学生の頃にCの言語の授業とかもっと真面目に受けとけばよかったと思いますと話した際に言われた「その頃では土壌が無いんですよ」という言葉にものすごく納得してしまった。僕も学生の頃もっと勉強してればよかったと今でも思うことはあります、でもその頃の自分では吸収できる土壌が無い、土壌ができた今だからそう思うのだと。ああ、さすが恩師だな、いい事言うなって。ステップを飛ばしていきなり強くなる事はできないのだ。土壌となるステップを踏んで畑ができたら、次のレベルのための知識がすっと入ってくる。あの頃よりは前進できているってことかな。

別の教授には「顔が変わった」と言われた。丸くなった、大人になったって。とんがってなくなったってことかなとなんだか複雑な気持ちになってしまった。とんがってたいのにな。

あと、ゲーム会社に就職していた同級生が博士で研究室に帰ってきていて、みんな何かしらの決断をしながら前に進んでいるのだなぁと思った。

今回は大学にふらふら行ってウロウロしてたので、在学生と話す機会がたくさんあった。大学の後輩の話聞いてたら、普通に学祭プロジェクトみたいのでArduinoやらなんやら使ってバリバリ空間演出などなどしてて、もういち企業として成り立つんじゃないかと。てか自分はなにやってんやとハッとなった。目的のためなら何でも技術使いこなす感すごい。それがすごく悔しくて、やっぱり自分にとっての技術の位置づけは目的、問題解決のための手段で、技術自体に一生懸命になれないんだなって気づいた。

今回の福岡旅も充実してた。そこにしか、その場所がないから行く。そこにしか、その人が居ないからそこに行く。そこにしか、その空気がないからそこに行く。福岡には、ああなりたいと思える知り合いやいいなと思える友達が居て、いつも力を貰える。かつて自分が好きな自分もそこに居た。『あの頃の自分に胸が張れるか』いつも福岡に帰るたびにそう思う。