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2017/7/7-8 ANDROGYNOS@横浜アリーナ 参戦してきました

発表から衝撃の走ったANDROGYNOSという名の丘戦争、もう二度とこんなイベントはないかもしれないから2日間参戦してきました。結果、交わることのなかった2バンドの宗教戦争だと言われていた丘戦争は、蓋を開けてみれば戦争なんかじゃなく愛に溢れた丘フェスだった。

androgynos.jp

spice.eplus.jp

natalie.mu

(京虜なんで京さん多めの感想殴り書きです…)

1日目

1日目はスタンド「アドレナリンの海」あたりでの参戦。1日目はディルが先行で、Revelation of mankindはじまり。しょっぱなからスクリーンいっぱい使ってあの映像(いじめとか首吊りとか包丁でぐりぐり刺されたりとか、怒りとか痛みとかグロい映像)なの!?とビビった。ARCHE曲中心のセトリで、OBSCUREも、The Finalも、新版。初見や久々のひとには厳しいグロい選曲、いつものディル。ほぼ最近のワンマンじゃないかという感じで、全く媚びない選曲で、自分たちの今はこれだ、と全力で見せにきた感じがものすごくかっこよかった。

京さん、暗転後マイクをとったかと思うと、『ピエラーの皆さん、こんにちわ、ディルアングレイです(にやにや)。ラストォ!!!』とMC。きょ、京さんがしゃべったー!!! ピエラーって言ったぁぁぁぁ‼︎ と震える虜。激闇で〆。

その後、30分くらいセッティングの時間を挟んで、後攻PIERROT。先行ディルで、声も拳も上がってて、結構虜さんいるんじゃね!?と思ってたらPIERROTターン1曲目のMASS GAMEで見事に崩れ去った。会場に広がる一糸乱れぬフリ。ディルでスクリーン使ったのに、何でスクリーンもう1枚出てくるんだろ?と思ったら、フリを大きな影で魅せるための演出だった。ラーはよく教育された軍隊、虜はゲリラ部隊っていう伝説を体感しました。。。すごいわ、これ宗教だわ!!(褒め言葉)

Adolf、AGITATOR、HELLO、CDでしか聴いたことのなかった曲が繰り出されていく。キリトさん、ラーをまとめる扇動者でした…。すごかった、宗教だった(褒め言葉)フリを見よう見まねで頑張ってやってみたらめっちゃ楽しかった!!!!!頭振るとこだけは全力でついてったで!笑

MCでは虜ちゃんって呼ばれました…!すごいよ、虜って呼ばれたよ!!!!『メギドとかアクロとか、なんですか』『ピエラーちゃんも虜ちゃんも世間一般から見れば同じキ○ガイ』『最初はみんな、ひとつだったんです』『またひとつに戻りませんか?』京さんがMCしないから逆にキリトさんよく喋るんだなって思ったし、お茶目MCだった!!Angeloで丘戦争タオルをグッズで出しておいて、戦争なんてなかった発言に笑ったw

FCで取ったチケット。黒封筒に赤チケット。まるで赤紙

lynchやThe THIRTEENからお花がきてた。

公式フードは焼印のついた肉まんとフランクフルト、アンドロジナ水w ビールやジュースのカップにもANDROGYNOSのロゴが入ってた。

PIERROTとディルメンバーの楽器展示も(本数多すぎて入りきらなかったよ!!)

2日目

2日目はPIEROTT先行。ラーのお友達と鬼門近くで参戦してきました。遠かったけど、柵前の席だったので見やすかった。バンド紹介の映像が始まり…メンバーが登場、照らされる照明。キリトさんの衣装とピエロメイクに湧き上がる歓声。SHOXXで見たことあるやつだよー!!!!!と興奮しました。1日目とは結構セトリが違ってて、生で聴いたことのないやついっぱい聞けて嬉しかった。

30分の休憩のあとディル。Un deuxはじまり。Un deuxはじまりなのが、今を前向いて生きてんだぜって感じがしてすごいよかった。濤声では京さんの感情の高ぶりをみてみて!って感じやった(ぉ)。audience KILLER LOOP 、Behind a vacant imageと続き、今日もArche曲中心かーと思ってたら次の暗転で前奏前のサーって音が。ん…これはもしやアクロでは…と思ったらギターの音で確信に変わり…。会場で上がる歓声、しっとり歌い上げる京さん。

アクロが終わって、静かな拍手が会場全体で起こり、、余韻を楽しむ余地なくVINUSHKAのギター。会場から聞こえるどよめき。過去を、一瞬で現在に塗り替えていくギャップ!!!このライブで『此処が真実だ』をやるディルに震えた。

MC無しでThe Finalまで突っ走り、今日はもうしゃべんないわ…と思ってたら京さんしゃべった!!『ピエ…ラー、さん…?(小首をかしげるディルアングレイです…こんにちは…今日も元気ですか』『ピエ…ラーの皆さんと…』って京さんが言ったあとに今日は虜って呼んでくれるの!?って期待する虜たち笑。『と、くそったれども』って呼ばれてえーって声が上がったら『愛すべきくそったれども』って言い直すのも愛しすぎてもうだめだ(← 調教されすぎた虜)。『あの、丘戦争ってなんですか?(京都弁)』『そんなんちゃうよなあ!俺らと一つになれんのか!』の煽りからのラスト、残。

身内を虜とは呼ばないのも、京さんらしくて愛を感じた。ピエラーさんたちには『ピエラーのみなさん』虜は『愛すべきくそったれども』余所への礼儀をきっちりするとこすきや。MCで戦死した虜がここにおります←。残終了後に両手を頭上で大きくバチバチ拍手。袖に帰るときに左手でバイバイしてくれた!

会場前では過去の映像とかグッズ情報とか流れてた。

帰りに配られたフライヤーセットの封筒が、上下逆の丘が合わさったデザインで凝ってた。なかにはDVD入りの豪華セットでした。

2日間を終えて…

宗教的な2つのバンドを同じ会場で、2日も続けて見て、どっちもカリスマ的だけどタイプの違いが見て取れて面白かった(語彙力があれすぎて表現できない…!!!)

これまで走り続けてきたディルと、それを追いかけた虜がいたから今日があったってTwitterでラーさんが呟いてるのを見て、じーんとしてしまった。いろんな時代があって、いろんな出来事があって、それこそ「過去は二度と戻らないけれど」今があって、よかったなぁって。年を取って、大人になって、バンドの儚さと瞬間瞬間の大事さを知って、お互い認め合い、この時間を大事にする…なんて平和な世界なんだ。

大きな会場でライブができて、その人自身がもう影響力のある人だったりするいろんなバンドマンがいちファンに戻ってはしゃいでいて。虜もラーも自分たちがラーであること、虜であることに誇りを持ってて、我らのバンドいいじゃろ!かっこいいじゃろ!そっちのバンドもめっちゃかっこいいじゃん!ってなってる雰囲気がもう平和な優しい世界すぎてよすぎた。

V系フェスは運営が残念だったりしたけど、丘戦争は運営もスムーズで、オリジナルフードの列に並んでたときに「2階にも同じものがあって、そちらのほうが早く買えますよ」って案内してくれた誘導のおじちゃんめっちゃ優しかったし、グッズも見本じっくり見て普通に並ばず買えたし、ほとんど売り切れで買えなーい!ってこともなかったし。なんなのこの良きUX!!!

twitterを見て、虜さんやラーさんの感想を辿って読み漁るのは確実にエピソード的UXだし、過去いがみ合ってたけどこの時代になってこんな平和な世界がくるなんてねってラーの友達と話すのとかマジで累積的UXすぎる。もうなにを書いているのかわかんないけど、丘戦争は破壊的幸福でしたよ!

ラーさん方が虜のわたしにもおかしくれた。虜さんなのにすみませんって言いながら…優しい(;A;)丘は溶けて融合しました。

過去はもう戻らないけど、今を見て、大地を蹴り進むのです。

(セトリ、あとで拾ってこよう。。。