気がつけば、社会人10年目に突入してしまった。4,5年目くらいからまったく記憶がないのだが、自分より若手が入ってきて、いつの間にか中堅からベテランに差し掛かるようになり、若手を育ててく役にもなった。
で、本務以外に事務作業を任せることも多いのだが、自分が新人のときにどんなことを言われてたかなーと棚卸ししてみた。若手を見てていいなと思った感想含め。
幹事は、フロアの社員に顔を覚えてもらい、繋がりを作るためのチャンスだ
まだ主担当もなく、仕事で中心になるとか繋がりを作っていくのが難しいなかで、教えてもらったハック。飲み会のアナウンスをして集金に行くだけで色んな人と話すチャンスがあるのは儲けもん。それから、帰省や旅のお土産も話題づくりだなと思うように。意外とそういうのが仕事に繋がったりもする。強くてニューゲームできるなら、もっとぐいぐいいく。
幹事はPM力。お金や人の管理、スケジュール、段取りすべてが入っている。
かなり上の年次のPMさんが、率先して幹事をやってたときに言ってた言葉。あらゆるものから学び楽しむ姿勢がかっこいい。
「コピー取ってきて」は先輩の資料をゆっくり盗み見るチャンス
ベタだけど、コピーなんて雑務!て思わずこうしたらええで、って企画の人が教えてくれた覚えがある。あとで考えたら、意外とシェアしたり見せてくれる機会がなかったりしたので堂々と盗み見るボーナスタイム。あわよくば渡すときに質問的な。この分野興味あります!も言いやすい。
先輩方が本務に力を注げるように雑務を裁く
それもまた役立ち方のひとつ。簡単な雑務をハイスピードで返してったら、ありがたがられて信頼を得られるってのはあると思う(現に自分の後輩がそうだった)。もっと雑務効率化エキスパートになっときゃよかった。5年目も6年目にもなってまだ雑務オンリーみたいな状態はアレだが...(昔、デキる人が仕事できるようにポンコツが雑務やるのは当たり前、って言われてイラついた記憶が...)
女だからって毎日帰って料理作んなきゃなんて思わなくていい、体調管理も仕事のうち
初めての上司は女性だったので、女性視点のこんな話も。女子寮にいるとみんなご飯作ってたりして、自分はできてない、なんて思わんでいいと。慣れない東京一人暮らし&仕事しとんやから健康優先と。 幹事の最後の締めがなってなかったり、電話取れなくて叱られたりもした。厳しかったけど、きちんと意味を伝えて叱るってことをしてくれる上司だったなぁ。
事務処理は誰でもできるように、いつでも引き継げるようにマニュアルを作れ
事務処理を誰でも回せるようにマニュアルを残すっていうのはここで学んだ気がする。エンジニア業のドキュメンテーションにも繋がるところがあった。
それぞれ文化的背景、環境は違うので、あくまでもわたしがいた環境でいいなと思ったTips。一歩間違えば老害って言われそうな内容もあるなと思いつつ、、、自分はやっててよかったとおもてるのできろく。
わたしは実力でやったるわよ!雑務なんて無駄よ!って宗派もある。所属する国次第だと思うけど、わたしがいた替えがいくらでもいるばかでかい組織では、信頼、スキルゼロ状態からいかに信頼を勝ち取って仕事に入れてもらうかに役立ちそうだった。