2016年の年賀状
今年の年賀状は孫悟空だった。今年は例年に比べて時間が少なく、印刷済みのものでもいいかと思ったりもしたが、1人でも年賀のイラストを楽しみにしてくれてる人が居るなら描かねばなるまいと描いたら意外といいのが描けた。毎年恒例になっていて、一回しか会ったことのない先輩の奥さんが「似てる!」と喜んでくれたりして、ちょっとしたことだけど自分の作ったものが誰かに驚きとかを与えてるのが嬉しい。
Winを処分したので作業環境が変わったが、イラレのオートトレースさえあれば余裕だった。トレース前の原画のコントラストや明るさ調整はiPhoneで事足りた。iPhoneには感謝している。
今でも小学校4-6年の時の担任(超恩師)と年賀状のやり取りが続いている。卒業して20年も経つと考えると、もう子供いてもおかしくないし、時空を超えてる感が凄まじい。中高時代、そろばんの競技大会でアメリカまで一緒に行った岐阜や京都のおねいさん方とも緩やかに繋がっている。こういうのはSNSじゃできないやり取りだと思う(ネット民がすべてでもないし未だメールベースな人も居る)。社内の年賀状交換には反対派(納会で面と向かって礼を言えばいいし、むしろ納会ってそのためのもんだし、新年の挨拶は明けてから言えばいいと思うので)だが、年賀で繋がるゆるい関係には賛成派である。形式的なものとか繋がんなくてもいいようなものは別にいい気もする。結局出す人次第。
20年を経て、いじめられっ子だった小学生は何者かになれただろうかと年賀を書きながらふと思った。少なくとも福岡6年を経て、東京でJS書いたりUI設計してるとは想像もしなかった未来だ。
2015年ふりかえり
本当に1年間あっという間でした。もう除夜の鐘がきこえる。
おしごと
拠点移動
夏に拠点移動があり、通勤経路が変わった。トータルの時間的にはほぼ変わりはないのだが、帰りに勉強会に寄りにくくなり行く機会が減った。
プロダクトコードを書く
フロントではないが、現場のサポートでプロダクトコードを書いた。現場とのやり取りが多くなりエンジニアと仲良くなれたので、気軽に質問してくれるようになり怪しい挙動のコードを相談して事前に潰すことができた。現場からサポートが名指しでくるようになり嬉しかった。
GitとKPTおばさんと化す
プロト開発やプロダクトコード開発の中で勝手にせっせとGitを使い、チーム内でGit勉強会を開催。Gitおばさんと化す。勝手にKPT導入、いつしか後輩が真似するように。
自分が設計したプロダクトが世に出る
UI設計に関わったプロダクトがはじめてローンチ。担当から外れそうになるも食い下がり次期改修検討に食い込む。
別組織の兼務がつく
プロパーで6年半も同じ組織に居たが、別の組織にUI/UX要員として入ることに。
今年は特に組織外から名指しでお仕事をいただくことがちらほらあった。アウトプットは全然ポンコツだが、頼んで良かったと言ってもらえるよう精度を上げていきたい。
プライベート
家族を大阪に連れていく
従兄弟が結婚し、四国から出たことのない家族全員を大阪に案内するというミッションが発生。滅多に起こらない瀬戸大橋線の人身事故に遭遇しながらもなんとか大阪へ。大きなトラブルなく色々対処できたのは福岡東京と拠点移動で慣れたからだなと経験をふりかえる。
AIIT受講生になる
何年か前からか存在は知っていた産技大。去年は申込書のボリュームに尻込み、締め切りの早さに諦めた感じだったが今年は5jの勉強会の縁なんかもあって受講に踏み切れた。自分が設計に関わったアプリをテストの対象に出したり、KPTをやったり、自分が何かやったら周りが動くというのを少し実感できている。職種はバラバラだが同じテーマについて議論できるというのは母校の芸工と同じ匂いを感じて居心地がいい。しかし卒業生が「MPは回復するけどHPは削られるから気をつけて」と言っていたのを身を持って感じている。来年の2末までが勝負である。
ヒーロー的な人たちに会う
後半は不思議とデザインとエンジニアリングとか、アクセシビリティなコアな会に呼んでいただくことが続いた。ほぼ借りてきた猫状態だったが、曲がりなりにもそんな場に呼んでいただけるのが嬉しい。大学生のころ、早く歳を取ってそういう場の議論に加われるようになりたいと思っていたのを思い出した。
ひたすら捨てる
Amazon Sellerでは本を、メルカリではトレース台やペンタブ、アーティストグッズなどひたすら売った。長年使ったWinのデスクトップも処分したし、ローテブルも捨てた。13年使った冷蔵庫ともお別れして新しい冷蔵庫がやってきた。執着を捨てればまだ捨てられると思う。ただ、色々詰め込みすぎて引っ越しには踏み切れなかった。
そうかつ
思い返せば今年も色々あった。 新社会人の頃からお世話になってる先輩の、結婚願望に関するツイートが印象的で、ああそうかもねと思った。自分の人生で精一杯で、相手のことを思いやる暇がなくて結局あとで「たられば論」になってしまう。 来年はまずは自分が自分を認められてる状態だったり自信のない部分を埋めてくのが必要な気がする。
2015年ライブ参戦記録
今年はベビメタの新年キツネ祭りにはじまり、ガゼで締めの1年だった。
行ったライブ
- 2015/1/10 BABYMETAL LEGEND“2015”〜新春キツネ祭り〜@さいたまスーパーアリーナ
- 2015/1/11 DIR EN GREY TOUR14-15 BY THE GRACE OF GOD@新木場STUDIO COAST
- 2015/2/9 sukekiyo 二〇一五年公演 The Unified Field@渋谷さくらホール
- 2015/3/10 the GazettE 13TH ANNIVERSARY 13 - THIRTEEN - @日本武道館
- 2015/5/5 DIR EN GREY TOUR15 THE UNSTOPPABLE LIFE@ひめぎんホール
- 2015/6/21 MEJIBRAY 4周年記念全国TOUR「毒」@赤坂BLITZ
- 2015/6/27 LUNATIC FEST@幕張メッセ
- 2015/9/21 Sadie forever and ever…@Zepp Tokyo
- 2015/12/3 the GazettE LIVE TOUR 15 DOGMATIC -UN- @オリンパスホール八王子
9本。途中AIITがはじまり、はじめて自分の名前の入ったチケットでのディルのツアー参戦を諦めざるをえなかったのが心残り。新木場から愛媛遠征、ルナフェスまで、去年の終わりに発売されたARCHEに支えられた。 何度でも前のアルバムを超えてくるディルと、13年を総ざらいして再定義を経たガゼと、10年の境を越えられず活休してしまったSadie…ああ今年もなんか色々あったなぁ。
書いたレポ
hiromitsuuuuu.hatenablog.com hiromitsuuuuu.hatenablog.com hiromitsuuuuu.hatenablog.com hiromitsuuuuu.hatenablog.com hiromitsuuuuu.hatenablog.com hiromitsuuuuu.hatenablog.com
メジとガゼ@八王子のレポが書けてないのでセトリだけでも載せておきたい。
2016の予定
- 2016/2/5 DIR EN GREY ARCHE@日本武道館
- 2016/2/6 DIR EN GREY ARCHE@日本武道館
今年は通ってるものばかりだったけど、最近SiMやBLUE ENCOUNT、THE ORAL CIGARETTESが気になってるので来年は広げてみたい。相方様とCDJで年越しなど憧れる。
リバース構造化シナリオの会での学びメモ
構造化シナリオ法の理解を深めるため、実際のプロダクトをリバースして構造化シナリオ化する会を有志7人ほどで集まってやってみた。初めてのリバースでアウトプットは全然まともにならなかったが次回に繋げる個人メモとして。
何故リバースでやるのか
頭から構造化シナリオを作ろうとすると、ペルソナを立てたりビジネス情報を整理しなければならなくなり時間がかかるため、うまく設計できているプロダクトからパターンを学び身にする。
やったこと
授業を思い出す
- 授業のふりかえり(45min)
- 浅野先生のUXデザイン方法論で何をやったか、資料を見返しながらみんなで思い出した
- 実際に演習でやったことの前後を含め、プロダクトのデザインのフローの全体像を想像
やることの把握
- リバース構造化シナリオの説明(15min)
- リバース経験者から、「リバース構造化シナリオ」とはどういうことをやることか具体的に説明してもらった
- 実際にリバース構造化シナリオをどんなプロダクトでやってみたか聞いた(19プロダクトもあった!)
- フォーマット等は不要。紙さえあればすぐできる
プロダクト決め、プロダクトを知る
- プロダクト決め(15min)
- 様々な視点/シーンがあったほうが良いので参加者全員で同じプロダクトを対象にすることにした
- 家計管理ならばメンバー全員想像がしやすいだろうということでZaimを対象にした
- プロダクト分析(30min)
- 実際にどういうものか使ってみた
- マネタイズをどこでしているかも意識して触ることを意識した
構造化シナリオにリバースする
- インタラクションシナリオを書く(30min)
- タスクに落とす(15min)
- アクティビティシナリオを書く(15min)
- シーンに落とす(15min)
- バリューシナリオを書く(15min)
- ユーザの要求、ビジネスの提供価値を読み解く(15min)
- プロダクトの提供企業のビジネス情報などを参考に、リソースに無理がないかなども想像してみる
- この段階で、ユーザーの要求とビジネスの提供価値のズレなどが見え、マネタイズができないorそもそもマネタイズ目的のプロダクトではないなどの意図が見えてくるのではないかという話をしていた
会をふりかえる
- ふりかえり(30min)
エクスペリエンス・ビジョン: ユーザーを見つめてうれしい体験を企画するビジョン提案型デザイン手法
- 作者: 山崎和彦,上田義弘,高橋克実,早川誠二,郷健太郎,柳田宏治
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リバースする際のポイント
- 今回のリバースは構造化シナリオ法の学習を目的としてやっているので、インタラクションシナリオを書く際には「ユーザーの本質的価値か」「儲けるポイントにつながるか」を意識してシーンを設定する
- インタラクションシナリオに書くのは1シーンのみ。複合的なシーンは書かない
- タスクはアクティビティシナリオから出てくるものなのでUI用語などを含ませずに概念的な言葉で書く
- アクティビティシナリオには以下を含んでいるかチェックする
- 特定の利用状況下で
- 指定された目標を達成する際の
- 有効さ、効率
- ユーザーの満足度の度合い
- アクティビティシナリオで特定のユーザが見えてくるので、ペルソナの確認になる
ブランド・プレファスとコンテキスト
- アクティビティシナリオにコンテキスト(特定の利用状況)とブランド・プレファスが含まれているか?を確認する
- コンテキストとブランド・プレファスはペルソナの情報そのもの
- ブランド・プレファスはユーザーのゴールの達成方法に関わってくる(何故このゴールを達成しないといけないのか)
コンテキスト
- 例「結婚していて、2人で住む家を購入するために家計管理を考えている」
- 例「もう少し通勤時間の短い家賃の高い場所に引越しを考えている」
- 例「◯◯が原因でお金を使いすぎている」
ブランド・プレファス
- 例「過去に家計簿をつけようとしたが、面倒くさがりで何度も挫折している」
- 例「浪費グセがあり貯金できない」
- 状況を変えようとしても変えられないもの。影響を与えるもの。
ふりかえり
リバースは構造化シナリオの学習にかなり効率的な印象を受けた。特に複数人でやったので不明点が共有できたり議論が深まり学びが深かった。インタラクションシナリオを考えている段階では操作の話を考えているんだけど、どんどん遡っていくとビジネスの意図まで想像できるのが面白い。実際に仕事で使う際には、運用中のプロダクトを同じようにリバースして、事業側が意図している提供価値とすりあわせれば矛盾がつかめ改善のヒントになるのではないかという話も出た。
今回1回だけじゃ全然感覚がつかめないのでもう何プロダクトかやる必要がある。すでに19プロダクトこなした同期によるとよくできてるプロダクトは綺麗にリバースできて儲けるポイントがたくさんあるんだとか。まだ具合がつかめなくてだいぶ苦しいけど「あ、わかるかも」にたどり着いてリバースHighに突入したい。
(-ω-)oO( うち単体ではポンコツだけども、みんなでやることで周りの人たちの一歩先を分けてもらってる感ある。。。
AIITにいまおもうこと
感想ぽえむ。
Web界隈にまったく顔を出さず、9月からフルコミットしてるAIIT。気づけばもう21回も授業が終わっていて信じられない。11月半ばに座学と短いWSで理論を学ぶフェーズが終わり、応用演習編に突入した。
より実務に近い形でユーザビリティテストを行うため、対象プロダクトの募集があった。今の環境じゃNOと言われるに決まっていると諦めていたけど、ダメもとで関係者に相談したら快諾していただき、自分がシナリオからUI設計まで関わったアプリを持ち込むことができた。緊張でコンペ時のプレゼンが雑になってしまい、一票も入ってなかったらどうしようと気が気じゃなかったが、全員第一希望者が集まった。
マーケッターやUXデザイナー、ディレクターなど他社の優秀な人たちを踏まえてのエキスパートレビューは、真正面の至近距離からマサカリを受けるようなものだったけどそんな機会めったにないし、インタビューアーとしてユーザに向き合うのは今までに無かった体験だった。設計意図が伝わってたり、シナリオを達成できない穴を見つけたり、自分が主体になるからこそ気づきや学びがあった。他プロダクトの分析とまとめを見ることで仮説の甘さや踏み込みの甘さに気づき、ああすればよかったのかこうすればよかったのかと反省ばかりである。けど、次に活かせればたぶん学びになる。
すぐに優秀にはなれないけど、転んで一歩だけ前に進むことはできる。自分は思いっきり取り組めたか?言い訳することなく死ぬ気で振れたか?残り8回しかない。こんな環境の中で素振れる機会なんて滅多にない。もっと集中して振らないと勿体無い。
Windowsの入っているHDDを完全フォーマットする
Winの処分にあたってやったことメモ。3年前にSSDに乗せ変えるときにOSから入れなおしたので、元々入っていたHDDとメモリに戻して完全フォーマットして買い取ってもらった。
フォーマット
OS自体のアンインストール方法を探したんだけどなかなか見つからなかった。そもそもOSなんで、フォーマットしちゃえばよかった。
- Windowsのインストールディスクから起動(HDDにはWinが入ったまま)
- 「Shift + F10」を押す
- コマンドプロンプトが立ち上がるので、「diskpart」を入力
- 「list volume」を入力
- 「select volume ◯」を入力(◯はフ4で表示したフォーマットしたいvolume番号)
- 「format」を入力
- 「Exit」で終了
ゼロクリア
フォーマットしただけでは読み取られる可能性があるので、ゼロクリアをする。外付けHDDはメーカーのソフト(I.Oデータはゼロクリア用のソフトをダウンロードできる)を使ったけど、今回はOSの入ってるHDDそのものなのでDESTROYでゼロクリアした。ISOイメージをCD-Rに焼いて、ディスクから起動するとどのハードディスクを消去するか、書き込み回数(乱数とゼロを各何回書きこむか)が選べる。
Win OSのライセンス認証
Winのライセンス認証は電話認証。元のHDDから削除したか起動しない旨を伝えればいいっぽい。
Windows 7 を、別のPCに移行する。 - 以下のことが可能かどうか、教えて... - Yahoo!知恵袋
売るのはじゃんぱらがよさげ
近所のじゃんぱらでデスクトップPCを扱ってなかったのでソフマップに持って行った。結局金額がつかなかったが、査定はじゃんぱらのほうがよさそうだった。HDDが劣化してたっぽい。減価償却終わってるくらい使ってるので金額がつかない方が当たり前というか。数百円の差なので処分してもらった。
デスク周りがだいぶスッキリした。
個人的ヴィジュアル系雨の日MIX
冷たい雨降りの日なので、雨曲が聴きたくなり。
考えることはみんな同じらしくNAVERまとめがすでにあった。載ってないのも含めてよく聞くのだけ集めてみた。
DIAURA - Lost rain ~失いの雨、その記憶との共生~ (FOCUS) (HQ ...
Merry - [PV] - Sayonara ame(Rain) :さよなら雨(レイン): -Short Version-
ムック (MUCC) 「雨のオーケストラ (Ame no orchestra)」 - YouTube
摩天楼の雨男(PV) - イロクイ。 (Irokui, ALLEX ENTERTAINMENT) - YouTube
baroque (バロック) - ザザ降り雨 - YouTube
SID - Renai - 03. Watashi wa ame - YouTube
Plastic Tree / 水色ガールフレンド 【HQ PV】 - YouTube
Sadie - Rain Fall (Official Video) - YouTube
(PV) MEJIBRAY - DIE KUSSE - YouTube
どんだけ不幸せな曲ばっかなんだと。お化粧した綺麗な男の人がそれを唄う、それがいいんだけど。
雨は、涙の隠語だと思う。シドの曲には天神の街が出てくる。福岡時代にはよく聴いた。演歌は、女と酒と涙と港な感じだけど、V系は女と涙と丘かもしれない。。。いつまで丘で待っても待ち人が来ないMIX(むしろ待ってない)とか、右手に君がいないMIX(なぜか右手が多い気がする)とか、哀愁漂うプレイリストがいくらでもできる気がする。
男の人に歌ってもらいたいわけじゃなく(むしろ自分に向けて歌われたら背筋がぞわぞわすると思う)、性別を反転させて共感しながら聴いている感じがする。歌い手のバンドマンのリアルがどれだけ遊び人でもいい、フィクションの中に通り過ぎた女の子たちをみる。
ほんと、つくづく歌謡曲だよなと思う。情景描写系というか。むしろ雨の日に聴いちゃいけないやつ。
涙でちょっと瞼を腫らした幸薄そうなしゃがれ声の女の子に、ほの暗いバーの隅っこのステージで唄ってほしい。ああ、アタシにもそんな時代があったわねと長いまつげを揺らして笑うんだ。