毎年年末に書いているふりかえりブログ。今年もあっという間に年末がきて、年が明けた。昨年はコロナ禍で帰省できず、東京でふりかえり記事を書いていたけど、今年は弾丸で香川に帰省できた。ちゃんとPCR検査もした。
昨年のふりかえりはこれ。 hiromitsuuuuu.hatenablog.com
2020年の頭にデンマークとウクライナに出張してたなんて、本当に嘘みたいだ。コロナ禍がはじまったのも去年。本当に短時間で生活ががらりと変わった。 3年くらいのスパンでふりかえってみるととても恵まれていると思うのだが、2019年2020年と本当にしんどくて「10年積み上げたキャリアがすっかり崩れて何もなくなってしまったような感じ」に苛まれていた。本当に禿げるほど悩みつつ七転八倒していたらいいタイミングでご縁があり、12年半の物語に一旦幕引きをして、新しい環境へと転職したのが2021年の大きな出来事。
活動の芽吹きと物語の幕引き
個人的な感覚だけど、2019年の春からやっていたアジャイルの推進の芽が社内で出てきたかもと思える年だった。1年目は何をしたらいいかも分からなくて、価値を信じてくれる仲間もすごく少なかった感覚がある。勉強会をしたりいろんな現場に入れてもらったりして、種まきを必死にして、2年目にじっと水やりを続けていたら、3年目に芽が出るんだ!という感覚があった。悪戦苦闘して立ち上がったチームが継続して、その後のふりかえりに呼ばれたり、新規立ち上げの相談がぽつぽつと来るようになった。これまでの活動のまとめにと、スクフェス大阪にも登壇して、社外からのありがたいフィードバックをたくさんいただいてちょっと自信がついた。楽しく原っぱで踊り続けていたら、いつの間にか後ろに仲間が居た、そんな感じを3年で実感できた。
その一方、1年ほどずっと悩まされていたことがあった。そんな矢先にご縁があり、元々チャレンジしたい気持ちもあったので長年お世話になった会社を去ることに決めた。
去ることを決めてから、本当にたくさんのありがたいお言葉を色んな方々から渡していただいた。「これからのうちの会社を背負うのはひろみつみたいな人だと思っていた」「ロールモデルだった」「ちゃんとアジャイルの本質を理解して結果を出せたのは、ひろみつだったからだ」そんな言葉を大事に大事に受け取りながら、気持ちがぎゅっとなった。アジャイルを推進してできた全国のなかまたちから約60もの寄せ書きをもらって、退職の挨拶メールは気づけば200件を超えた。たくさんの人に背中を押してもらった。苦しかったこともあったけれど、本当に環境と人に恵まれてここまで育ってこれたなと思う。ひろみつがいなくなってもきっとゴーストは残り続けるよという言葉に泣きそうになった。
落ち着いたら、この後編を書こうと思う。 hiromitsuuuuu.hatenablog.com
いまはSaaSのプロダクトデザイナーとして働いている。 10月にバタバタとリモート入社して、悪戦苦闘しているうちにあっという間に3ヶ月が経った。チーム外から影響を与えるアジャイル推進屋さんは一旦お休みして、プロダクトデザイナーをいちからやり直すつもりでいる。この辺の心境の変化なんかはまた書くつもり。これまでの自分の積み上げのどれが通用してどれが役に立たないのか、まだよくわからないけど頑張っている。これまではある意味長距離走感覚でやってこれたけど、今度はスプリンターとしての動きが試されているような感じがして正直めちゃ不安だ。まあでもきっと2022年のわたしがなんとかする。これまでもなんとかなってきたし。
新しくやったこと
2021年は、ポッドキャストをはじめた。2週間に1回、1エピソード20分のペースでやっている。ゆるゆるいい感じ。
去年はじめたオンラインの読書会や勉強会も細々と続いている。
2022年の妄想
2021年後半は退職交渉やら新環境への適応で消耗しているので、兎にも角にも新環境でまずは立ち上がるのが2022年の前半の目標。ご自愛しつつ復活してきたら発信も復活しつつこのへんをやりたい。
- 新しいデスクを買ってモニターアームをつけたい(アームはある)
- キャンプ道具を揃えて自分の道具でキャンプにいく(まずはデイキャンプから)
- 断捨離して部屋をすっきり
- 運動する(散歩からでもよし、オンラインヨガ再開)
- ITパスポートからIPAの試験関連勉強したい(食わず嫌いだったが必要性に目覚めた)
- courseraのUXのコース受けたい
- 英語再開
- アフタヌーンティーとやらにいく!
オンラインでゆるっと繋がっているひとたちに救われている。また2022年も気が向いたらあそんでください。